2012年07月23日

がんと染色体異常

スマート・エイジング・カレッジ 7月13日 2コマ目の講義のテーマです。

講師は 東北大学加齢医学研究所 田中耕三教授です。

近年の死因別死亡率の変化を見ると、心疾患・脳血管疾患が減少、がんが相対的に増加し、日本人の死因第1位となる。
2人に1人ががんにかかり、3人に1人ががんで亡くなるようになってきた。

がんは遺伝子の異常によって起きる、遺伝子の病気である。長い年月の間に、いくつもの遺伝子の異常が積み重なって、組織ががん化し進行する。腺腫から進行がんに至るまでに17年かかり、多くのがんが高齢者に多く見られる理由の一つである。

がんにかかりやすい家系があることも、当然うなずけることだ。


今回の講義での一番の収穫は、がん研究振興財団の、[がんを防ぐ12カ条]であり、以下紹介する。
①たばこは吸わない。
②他人のたばこの煙を出来るだけ避ける。
③お酒はほどほどに。
④バランスのとれた食生活を。
⑤塩辛い食品は控えめに。
⑥野菜や果物は豊富に。
⑦適度に運動。
⑧適切な体重維持。
⑨ウイルスや細菌の感染予防と治療。
⑩定期的ながん検診を。
⑪身体の異常に気が付いたら直ぐに受診を。
⑫正しいがん情報でがんを知ることから。



Posted by こうべい at 10:56│Comments(0)
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