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2013年02月06日

認知症のお話

スマート・エイジング・カレッジ 1月25日2コマ目の講義のテーマです。

講師は 東北大学病院老人科 荒井啓行教授です。

アルツハイマー病は、1906年 臨床・病理所見を発表した、ドイツの精神科医、アルツハイマーに由来するものです。
アルツハイマー病は、認知症患者の50%を占めている。
認知症の年齢階層別有病率を見ると、65~69歳で1.5%、5歳毎に倍増し、85歳以上で27.3%になっている。

認知症の自己診断法
自分の年齢は?
今日は何月何日?
平成?年
誕生日は?
昨日の夕食で食べたもは? 
じゃんけんのチョキは?  
100-7の連続計算 100-7-7-7-7
いとことはどのようなつながりがある関係?
(あ)で始まる言葉1分以内に10個以上

アルツハイマー病予防の7つの法則
定期的運動
野菜魚を多くとる
社会的知的に刺激になる活動
糖尿病の人は治療
高血圧の人は治療
コレステロール値を下げる
健康的な体重維持



  


Posted by こうべい at 16:00Comments(0)

2013年02月01日

病気になりやすい性格

スマート・エイジング・カレッジ 1月11日2コマ目の講義のテーマです。

講師は 東北大学大学院 医学研究科 辻一郎教授です。

生きがいのある人は長生きする。
1994年 大崎保健所管内1市13町に住む、国民健康保険加入者40歳ー79歳の者全員約5万4千人に、健康状態、生活習慣、「生きがい」や「はり」を持って生活しているか等アンケートを取り、死亡、生存、死亡年月日と原因を、9年間にわたり調査した。生きがいありの回答者の生存率94%に対し、生きがいなしの回答者は84%だった。

認知症になりやすい性格 (東京都老人総合研究所 プロジェクト研究より)
認知症老人群に有意に多く見られた性格特徴
 がんこ 社交的でない わがまま 整頓癖 臆病 人に溶け込めない 短気 無口 融通が利かぬ 気性が激しい 閉鎖的  我慢が足りぬ   癇癪持ち  
健常老人群に有意に多く見られた性格特徴
 明るい 正義感が強い 社交的 行動的 開放的 積極的 確認癖

アクテブエイジングと介護予防
精神・身体・社会の各面で活発に暮らしている人では、その後の要介護や認知症の発症率が低い。
アクテブに暮らすと、アクテブに年をとることができる。その結果として、健康・生活の質も改善される。





  


Posted by こうべい at 22:09Comments(0)

2013年01月29日

こころの絆を科学する

スマート・エイジング・カッレジ 1月11日1コマ目の講義のテーマです。
講師は、東北大学 スマートエイジング国際共同研究センター センター長 川島隆太教授です。

本来は別の講義のテーマが予定されていたが、講師の都合で、休講になり、スマート・エイジング・カッレジ校長の川島教授が、代講された。

絆とは断つことのできぬ人と人の結びつき。語源は犬や馬をつなぎとめる綱からきている。

こころの絆とは、相手の心を理解する。
自分の心を相手に伝える。
互いの心を互いに理解するというステップである。

画像を見ているときの、脳の認知反応を、楽器の音に変換し、音楽として表現する実験をされ、それを聴くことができた。
ネガテブな画像(残虐、グロテスクなもの)を見たときは、フレーズが短く音域が広い。
ポジテブな画像(愛くるしいものなど)を見たときは、フレーズが長く音域が狭い。

このような研究が進めば、車椅子を念力で動かすことも可能になる。大いに期待するものです。

  


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2012年11月25日

家族の絆 -いま、求められる新しい形ー

スマート・エイジング・カレッジ 11月9日1コマ目の講義のテーマです。

講師は 東北大学 大学院 文学研究科 下夷美幸准教授です。

家族とは? ペットまで家族と思う人もいる、自分はその人を家族と思ってていても、その人は自分を家族と思わない人もいる。
家族ごとにカタチが違い、いま求められる家庭の絆は家族ごとに違う。家族の絆にモハン回答はない。

あなたにとって一番大切なものは何かという調査では、1位 家族 2位 生命 健康 自分 3位 愛情 精神 と続き、1位と2位以下の差は年々開いている。
なぜ、家族の価値が上昇したか、リスク社会に生きるため、互いにに放っておかない関係を求める時代になってきた。

あるべき家族の絆ではなく、オンリーワンの家族の絆を作るべきだ。自分1人が頑張るのではなく、家族みなが周りの力を借りて作り上げていく、ソレが家族の絆である。

この時代、問題のない家庭はない。
夫婦・親子の問題を抱え込まない。
家族の中に開く⇒そのためには、夫と妻、親と子の個人の尊重。
家族の外に開く⇒そのためには、地域の仲間との支えあい

  


Posted by こうべい at 12:09Comments(0)

2012年10月23日

薬と上手に付き合う知恵  -健康長寿のためにー

スマート・エイジング・カレッジ 10月12日2コマ目の講義のテーマです。

講師は 東北大学大学院 薬学研究科 村井ユリ子准教授です、

薬の基本のキ
*用法・用量等に従い、コップ1杯の水で飲む。
*おくすり手帳は1冊にまとめる。
*かかりつけの医院を持つようにかかりつけの薬局を持つ。

副作用とは
薬の主な目的とする作用が主作用、それ以外の作用が副作用である。
副作用は望ましくない作用であることが多いい

お薬説明書の熟読
*眠気をもよおす薬があるので自動車運転注意
*グレープフルーツとの相互作用に注意する薬がある

おくすり手帳の活用
*アレルギー歴・疾患⇒禁忌薬剤投与の回避
*服用薬剤⇒薬剤間相互作用の防止

  


Posted by こうべい at 13:37Comments(0)

2012年10月16日

老化に負けない錬筋術

スマート・エイジング・カレッジ 10月12日1コマ目の講義のテーマです。

講師は 東北大学大学院医工学研究科 永富良一教授です。

筋肉は使わなければ廃用性萎縮症・筋肉減少症により、減少劣化する。また老化により加速する。
トレーニングにより増強・強化することができる。高齢者でも時間はかかるが筋力の発達は起きる。

老人ホームの構造と体力について
自室トイレ型と共同トイレ型の入居者に分けて、身のこなし検査・2分間歩行距離を調べたところ、いずれも共同トイレ型入居者の優位性が認められた。トイレに往復するだけでも運動能力に反映している、

つるがや転ばぬ体力作り教室の結果 (5ヶ月間週1回の運動教室 n76)
*脚の筋力 58%up
*股関節の筋力 30%up
*バランス 21%up
*杖使用者が6名いたが全員杖不要になった。

効果的なエクササイズは
*基本的に体を動かす事ならなんでもよい
*これでなくてはならないというものはなし
*正しいやり方にこだわりすぎる必要もなし
*やってはいけないこと けがをすること 体調を崩すこと
*普段の生活を少し上回ること

続けるためのヒント 「次もまたしたい」
*もう少しでできる (上達への期待感・挑戦)
*負けたくない (挑戦)
*あの人と一緒にやりたい (仲間)
*楽しい

  


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2012年10月04日

健康の維持に必須なビタミンの話

スマート・エイジング・カレッジ 9月28日2コマ目の講義のテーマです。

講師は東北大学大学院農学研究科 駒井三千夫教授です。

ビタミンとは、人間の体内では合成されないか、少量合成されても必要量が足りないので外から食べて補わなければならないもの。ミネラル類と合わせて、五大栄養素と言われる。

五大栄養素の働き
① 糖質⇒脳を働かせ、身体を動かすエネルギー源 (デンプン、砂糖、果糖、乳糖、ブドウ糖など)
② 脂質⇒効率的なエネルギー源、細胞膜の構成成分など (脂肪酸+グリセロース=中性脂肪)
③ たんぱく質⇒細胞、筋肉、骨、血液、酵素などの材料。エネルギー源 (アミノ酸の重合体)
④ ビタミン類⇒たんぱく質、脂質、糖質の代謝に不可欠な補酵素など。身体の機能の維持・調節に働く (微量な化学物
  質、補酵素、視物質など)
⑤ ミネラル類⇒身体の機能の維持・調節に不可欠。骨や歯、血液の成分 (多量元素・微量元素)

ビタミンB群の働き
 糖質・脂質・たんぱく質の三大栄養素の働きをサポートして、エネルギーを作る。

脂溶性ビタミンの働き
 A,D,E,Kそれぞれ固有の働き。視物質構成、抗酸化作用、血液凝固作用など。

ビタミンCの働き
 コラーゲンの生合成を行なうなどの酵素の補因子作用、過酸化物を防ぎ、免疫機能増強にも効果。

ビタミンには、薬のような効果もある。
 ビタミンB1やパントテン酸、ビオチンの抗酸化効果。
 ビタミンB1,B6,B12の肩こりや腰痛の緩和効果
 ビタミンDとビタミンKの骨粗しょう症への効果など。

反面、サプリメントなどによって、簡単に一般の人の手に入るようになったことから、ビタミンの過剰摂取による健康への悪影響も心配されつつある。摂取の上では、過剰症にも注意していかなければならない。また、基本は五大栄養素の接種を満たした上での利用が望ましい。
  


Posted by こうべい at 12:23Comments(0)

2012年09月28日

加齢とがん Ⅰ

スマート・エイジング・カレッジ 9月28日1コマ目の講義のテーマです。

講師は 東北大学加齢医学研究所 遺伝子情報分野 田村真理教授です。

「がん」の特徴
*どこにでも発生しうる
*勝手に増える(自立増殖)
*周囲の臓器に侵入する(浸潤)
*離れた臓器に飛んで増える(転移)
*臓器機能障害から固体死へ
*自己の細胞(感染症の原因となる微生物との違い)

がんは細胞の遺伝子の病である。 遺伝子とは遺伝情報を担う高分子核酸(DNA)

がんの原因とメカニズム
1.環境要因
 *発がん物質(喫煙、食事、飲酒) 喫煙は全がんの30%の原因
 *紫外線、放射能(原爆、原発事故、紫外線と皮膚がん)
 *感染症(発がんウイルス)
 *その他環境要因
2.遺伝子複製・修復異常
 複製: 細胞増殖の際は、細胞が分裂する前に元の細胞のDNAが複製される。⇒遺伝子変異のリスク
 修復:細胞には突然変異によるDNAの傷を修復する仕組みが備わっている。⇒DNAの変異が修復されず残ることが
     ある。
3.加齢
 発がんには長い年月をかけて複数の遺伝子の変異が蓄積することが必要。
 自然突然変異は加齢とともに増加する。

(財)がん研究振興財団「がんを防ぐ12カ条」については、「がんと染色体異常」(7月23日)で記したのでご参照ください。

  


Posted by こうべい at 22:12Comments(0)

2012年09月18日

高齢者の転倒予防

スマート・エイジング・カレッジ 9月14日2コマ目の講義のテーマです。

講師は 東北大学大学院医学研究科 斎藤美華講師です。

転倒とは 何らかの原因によって 姿勢の制御ができない状態になったときに 本人の意思に反して 床面またはより低い場所に身体が倒れること。

転倒が高齢者に及ぼす影響
① 転倒により 骨折 疼痛 転倒恐怖症などから 活動性低下し 廃用症候群から 寝たきりになることが多い。
② 女性の場合は骨粗しょう症にかかりやすく 大腿骨頸部骨折のリスクが高い。
③ 傷害の有無にかかわらず 転倒そのものによる恐怖心や 歩行に対する自信喪失から 高齢者が自ら行動を自粛する
   ことにより 身体能力の低下をきたし 転倒リスクを高めてしまう悪循環に陥る場合がある。

転倒 転落 滑落の事故発生場所 (東京消防庁まとめ)
 居住場所 56,7%
 道路上  26,2%
 公衆が出入りする場所  17,1%

居住場所のどこで (同上)
 居室    63,8%
 階段     8,6%
 廊下通路  3,2%
 浴室     1,7%
 その他   15,7%

転倒予防のために日常生活で出来ること
① 歩きながら会話できないような人の場合は 歩くことに集中できるようにする。
② 環境整備 (室内環境を整える)
③ 自分のペースでゆとりをもって行動する。
④ 自分の運動能力を認識し それに適した行動をとることが可能であれば 安全性はより高くなる。
⑤ 歩行補助具(杖 歩行器 車椅子など)の整備 使用方法の熟知 使用状況の確認の習慣を。

  


Posted by こうべい at 11:24Comments(0)

2012年09月17日

高齢者に肺炎が多いのはなぜか? その予防法は?

スマートエイジングカッレジ 9月14日1コマ目の 講義のテーマです。

講師は 東北大学加齢医学研究所 大類孝教授です。

肺炎とは 病原生微生物が肺に侵入して 急性の炎症をきたしたものです。

近年 日本の死因別に見た死亡率において 肺炎が脳血管疾患を追い抜き 第3位に浮上した。(1位 悪性新生物 2位 心疾患)

近年 MRIによる脳ドック健診の普及に伴い 65歳以上の健常者の約2割に 大脳基底核のロイコアライオーシスなどの大脳虚血所見が認められると報告されており このような人では大脳基底核のドーパミンの減少があり 不顕性誤嚥から肺炎発症の可能性が高いと考えられる。

高齢者肺炎の特徴
①せき たん 発熱などの典型的な症状を欠く例があり 診断および治療が遅れがちになる。
②重篤な基礎疾患を有しており治療が困難
③発症に誤嚥および耐性菌の関与が大きい。(70歳以上で70%が誤嚥による)
④再発例 難治例が多い。
⑤死亡率が高い。(肺炎の年齢別死亡率は65歳以上で96%)

高齢者誤嚥性肺炎の予防法
①薬物療法 (ACE阻害薬 カプサイシン 葉酸 etc)
②口腔ケア
③食後2時間の座位保持
④抗精神病薬の使用頻度の抑制
⑤脳血管障害の排除

高齢者市中肺炎の予防には 肺炎球菌ワクチンが有効である。 1回の接種で5年有効で 市町村の助成が受けられる所もあり 特に65歳以上の高齢者煮にすすめられる。
  


Posted by こうべい at 11:56Comments(0)

2012年07月28日

健やかな老後と口の健康

スマート・エイジング・カレッジ 7月27日1コマ目の講義のテーマです。

講師は 東北大学病院綜合歯科診療部 菊池雅彦教授です。

8020運動(80歳で自前の歯20本を持つ)が提唱され、相当の年月が経っている。 その成果なのか、各年代(65~69歳から5歳刻みで6グループ)とも、調査年(93年、99年、05年)毎に、歯を20本以上を持つ者の割合が、増えているのがうかがえる。 とは言え、05年調査では、70~74歳の20本以上持つ者の割合が42%に対し、80~84歳では21%に半減しており、8020運動はまだ、道半ばの感がする。

興味深いデータを紹介する。(平成14~15年、仙台市内の高齢化が高いある団地で、1173名の70歳以上の高齢者を対象に調査した。)
歯の保有状況(19本以下と20本以上に区分)と運動機能(脚力、歩行能力、起居動作、平衡能力)、骨密度、認知機能、うつ病尺度等との関連性を調査したところ、男女とも、いずれの項目でも、歯20本以上保有者の優位性が確認された。

今日の講義のまとめ
*老化現象で歯が抜けるのではない。生活習慣病である歯周病や虫歯が原因の大半を占めている。
*入れ歯はてんねん歯より機能的に劣る、
*歯の欠損や歯周病は全身に影響する。
*健やかな老後は口の健康から。
  


Posted by こうべい at 16:57Comments(0)

2012年07月23日

がんと染色体異常

スマート・エイジング・カレッジ 7月13日 2コマ目の講義のテーマです。

講師は 東北大学加齢医学研究所 田中耕三教授です。

近年の死因別死亡率の変化を見ると、心疾患・脳血管疾患が減少、がんが相対的に増加し、日本人の死因第1位となる。
2人に1人ががんにかかり、3人に1人ががんで亡くなるようになってきた。

がんは遺伝子の異常によって起きる、遺伝子の病気である。長い年月の間に、いくつもの遺伝子の異常が積み重なって、組織ががん化し進行する。腺腫から進行がんに至るまでに17年かかり、多くのがんが高齢者に多く見られる理由の一つである。

がんにかかりやすい家系があることも、当然うなずけることだ。


今回の講義での一番の収穫は、がん研究振興財団の、[がんを防ぐ12カ条]であり、以下紹介する。
①たばこは吸わない。
②他人のたばこの煙を出来るだけ避ける。
③お酒はほどほどに。
④バランスのとれた食生活を。
⑤塩辛い食品は控えめに。
⑥野菜や果物は豊富に。
⑦適度に運動。
⑧適切な体重維持。
⑨ウイルスや細菌の感染予防と治療。
⑩定期的ながん検診を。
⑪身体の異常に気が付いたら直ぐに受診を。
⑫正しいがん情報でがんを知ることから。
、  


Posted by こうべい at 10:56Comments(0)

2012年07月22日

加齢・老化のかたち

スマート・エイジング・カレッジ 7月13日1コマ目の講義のテーマです。

講師は 東北大学加齢医学研究所の 福本学教授です。

老化の定義は年齢とともに、各臓器の機能あるいは、それらの統合性が低下し、身体の恒常性が維持しえなくなり、最終的には死に至る過程である。

限界寿命については、いろんな計算式があるようだが、大体120歳が限界のようだ。

老化に関する学説は次のようなものがあり、その対応策は⇒のとうりである。
 プログラム説⇒テロメラーゼの活性化
 エラー蓄積説⇒細胞の修復機能を上げる
 体細胞廃棄説⇒栄養の制限

老化を少しでも遅らせる為、参考になる、日野原先生(聖路加国際病院理事長)流10の生活習慣(いきいき2005年4月号より)を列記する。
①小食
②植物油をとる
③階段は1段飛びで
④速歩
⑤いつも笑顔で
⑥首を回す
⑦息を吐き切る
⑧集中する
⑨洋服は自分で買う
⑩体重・体温・血圧を測る

  


Posted by こうべい at 15:52Comments(0)

2012年06月25日

加齢と生体防御

スマートエイジングカレッジ 6月22日2コマ目の講義のテーマです。

講師は、東北大学加齢医学研究所 小笠原康悦教授です。

生体内での、NK(ナチュラルキラー)細胞の機能は
*ウイルス細胞の排除
*がん細胞の排除
*免疫系の活性化

10代をピークに、加齢とともにNK細胞活性が低下してくる。

免疫力を鍛えるには
*極度のストレスはNK細胞の活性を低下させる。
*睡眠、食事、運動は重要な要素です。
*規則的な生活、バランスの良い食事を心がけること。夜更かしや深酒の後は、NK活性が低下します。
*笑いやポジテブ思考は免疫力を高めるようです。

  


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2012年06月11日

人は血管とともにおいる?

スマート・エイジング・カレッジ 6月8日2コマ目の講義のテーマです。

講師は 東北大学加齢医学研究所の 西條芳文教授です。

動脈硬化は「炎症性疾患」であるというのが、近年のとらえ方というのは初めて聞きました。
メタボは動脈硬化を引き起こし、心筋梗塞や脳梗塞の原因になる。
メタボ撃退は運動と食事から。
調理法の工夫と食べ方の工夫で、カロリーダウンができる。
運動量とBMI(肥満指数)の関係のグラフ、運動量とHLDコレステロールの関係グラフを見れば、一目瞭然だ。

  


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2012年06月10日

現代日本人の死生観の変化 -モノから観念を探るー

スマートエイジングカレッジ 6月8日1コマ目の講義のテーマです、

講師は、東北大学大学院文学研究科、鈴木岩弓教授です。

雑誌「中央公論」創刊号から115年にわたり、目次より、「死」を含む記事を、ジャンル別(短信・評論・随筆等)、内容別(追悼・死生観・非自然死等)集計表を見る。

市営葛岡霊園の建立年月別で、墓石の形・家名家紋の有無・文字内容などの集計表を見る。
和型が減り、洋型が増え、ほぼ拮抗する、墓石形態の変化には驚いた。
家紋家名なしの墓の増加傾向が見える。
また宗教離れ、家意識の希薄化が見えるようだ。
私見だが、「今、留守にしています。」という刻字の墓が出てきそうです。

  


Posted by こうべい at 11:16Comments(0)

2012年05月30日

地域社会の死生観 ‐悲しみの救済と世代の継承ー

スマートエイジングカレッジ 5月25日2コマ目の講義のテーマです。

講師は 東北大学文学研究科の 辻村昌弘准教授です。

岩木山で、霊能者を介して、死者と対話する人々を撮影した、30年前のビデオを視聴した。 
死者と血縁だけでなく、地域住民を含めたタテヨコのつながりがある場面だ。 現代では、他者とのつながりが薄くなてきたようだ。

  


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2012年05月28日

アレルギーの仕組みと免疫のふしぎ

スマートエイジングカレッジ、5月25日1コマ目の講義のテーマです。

講師は、加齢医学研究所 高井俊行教授です。

なぜアレルギーのひとが増えたのか
・こどもの頃から衛生状態のいい環境
・病原体に接触する機会が減った
・きょうだいの人数が減った
・子どもの頃から抗生物質に頼っている
・花粉の飛び散る量やダニが増えて来た
・農薬、食品添加物を使うことが多くなった
・ディーゼル排気粒子、黄砂、温暖化などの環境要因

子どもを花粉症にしないための9カ条 (理化学研究所谷口先生による)
1;生後早期にBCGを接種させる
2:幼児期からヨーグルトなど乳酸菌食物を摂取させる
3:小児期にはなるべく抗生物質を使わない
4:犬、猫を家の中で飼育させる
5:早期に託児所などい預け、細菌感染の機会を増やす
6:適度に不衛生な環境を維持する
7:狭い家で、子だくさんの状態で育てる
8:農家で育てる
9:手や顔を洗う回数を少なくする

大変興味深い話だった。


  


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2012年05月13日

生涯学習と社会参加

5月11日の、スマートエイジングカレッジの、2コマ目の講義のテーマです。
サブタイトルは、-3.11後の世界にむきあう学びを拓くーです。
 
講師は、東北大学教育学部の 石井山竜平准教授です。

いわゆる公民館学習などは、主催者が決めたテーマで進めるのが一般的だが、参加者がテーマを決めてやる成功例を聞いた。
後半は、講師が、避難者住宅で対応した事例を聞いた。近くにいながら何もできなかった自分を恥じた。



  


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2012年05月13日

「あの世」はどこへ行ったか?近代日本における死生の行方

5月11日の スマートエイジングカレッジ 1コマ目の講義のテーマです。

講師は東北大学文学部文学博士 桐原健真助教です。

小林一茶の「是がまあつひの栖か雪5尺」に始まり、死生の流れ、お迎え体験の事例等、聞いた。
厚労省統計によると、在宅での臨終が、1949年82%だったが、ほぼ1直線に減少し、反対に病院での臨終が、2004年82%になり、1976年に逆転している。アメリカ41%(2004年)、オランダ35%(1998年)などと比較すれば、かなりの開きがあるのは驚きだ。  


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